その中で、非常に印象に残ったのが小糸製作所さんのブースでした。最近、トヨタ自動車さんがレクサスで世界初となるLEDヘッドランプの搭載を発表したばかりだが、そのヘッドランプを実際に作っているのは小糸製作所さんだ。
実際に、点灯した状態のLEDヘッドランプを見ることができたが、その明るさには驚いた。LEDといえば、まだちょっと輝度が足りないというイメージがあったが、小糸さんの新しいLEDヘッドランプは十分明るく感じた。
どこかの技術雑誌での解説では、輝度は十分なレベルだが光束のレベルが現行のヘッドランプにはまだ及ばないとのことであった。実際、今回小糸さんが展示していたヘッドランプでは、三つのLEDユニットが連装されていたが、メインのライトは従来型のものが付いていた。メインビームで使われれば本当の意味でヘッドランプで採用といえるのであろうが、まだそこまでは行っていないのだろう。
私が楽しみにしているのは、小糸さんのライバルであるスタンレー電気さんや市光工業さんが、どういった対抗処置を打ち出してくるかという点だ。
特に、スタンレー電気さんは自分自身でLED素子の生産を行っているし、Ultra Bright LEDの開発で日亜化学さんと提携したようだ。
今後のスタンレーさんの動きに注目したい。
LEDを使うメリットは、従来のライトよりも消費電力が少なくなることにあろう。この点では、ハイブリッド車へのLED利用はより効果的なのでないだろうか。ランプ自体も小さくできるだろうから、軽量化による燃費向上も検討できるのではないだろうか。
今後のLEDヘッドランプの動向が楽しみである。



